プラハ城>聖ヴィート大聖堂
聖ヴィート大聖堂(Katedrála sv. Víta)
聖ワーツラフと聖ヲイチェフ大聖堂(Katedrála sv. Víta, sv. Václava a sv. Vojtěcha)
聖ヴィート大聖堂はプラハ城の中心に位置し、チェコで最も重要な宗教建築物であり、国家の象徴的存在です。正式名称は「聖ヴィート、聖ヴォイチェフ、聖ヴァーツラフ大聖堂(Katedrála sv. Víta, sv. Vojtěcha a sv. Václava)」です。その歴史は非常に古く、10世紀30年代に直径13メートルのロマネスク様式の円形教会がこの場所に建設されました。その遺構は大聖堂の地下で見学可能です。この教会は973年から司教座となり、プラハで最も著名な教会として発展しました。
1096年には、長さ70メートル、幅35メートルの新しい教会が建てられ、その遺構もプラハ城第3中庭で見ることができます。
1344年、ローマ教皇によってプラハ大司教が任命され、神聖ローマ帝国の新しい首都プラハにふさわしい大聖堂の建設が開始されました。カレル4世の命により、最初の建築家としてフランスのマチアーシュ・アラスが選ばれました。彼の死後はドイツのペトル・パルレーシュが建設を引き継ぎ、14世紀には現在の大聖堂の半分が完成しました。15世紀には宗教戦争などの影響で工事が中断されました。1770年には高さ100メートルの塔にバロック様式の屋根が加えられ、19世紀末には西側の双塔(高さ80メートル)が完成しました。287段の階段を上がることで塔に登ることができ、入場は有料です。大聖堂は1929年に最終的に完成し、19世紀から20世紀にかけてステンドグラスも加えられました。
正面入口を入ると、大聖堂の壮大さに圧倒されます。左手3枚目のステンドグラスは、1932年にアルフォンス・ミュシャがデザインしたもので、863年にギリシアから来たコンスタンチンとメトデユによるキリスト教布教を描いています。 南側の中央入口の上にあるステンドグラスは最大のもので、27,000枚のガラスで構成され、最後の審判の場面が描かれています。その下の左側には、3,000個の宝石で装飾された聖ヴァーツラフ礼拝堂があり、小さな扉から宝物庫に繋がっています。そこにはボヘミア王国の宝物が特別な機会に展示されます。 メイン祭壇の前にはハプスブルク家の王の墓があり、左奥には1630年代の木彫りのプラハの彫刻があります。右側には、1736年に銀で造られた聖ヤン・ネポムツキーの墓があり、チェコで3番目に貴重な品とされています。
祭壇の右側には1500年代に建てられた王のバルコニーがあり、王宮へと続く通路が接続しています。大聖堂の東南部には、カレル四世により14世紀に建てられた豪華な聖ワーツラフ礼拝堂があり、壁や墓には3,000個以上の宝石がちりばめられています。2階にはボヘミアの宝物が保管されています。
この大聖堂は建設当初からキリスト教の信仰の中心であり、多くの聖人、王、大司教、貴族の墓所としても知られています。また、ボヘミア王国の宝物が保存されており、チェコの国家的シンボルおよび国宝としての役割を果たしています。
見学ルール:
男性の帽子着用は禁止です。フラッシュを使用しなければ写真撮影は可能ですが、三脚の使用は禁止されています。
![]() | (日曜日や祭り以外)毎日 9:00-17:00 |
![]() | 日曜日の午前中12時まで、特別なミサが行われる日 |
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聖ヴィート大聖堂はプラハ城の基本コースに含まれています 大人:450コルナ 子供や年寄り350コルナ 家族:950コルナ 毎月曜日16時から18時まで無料 聖ヴィート大聖堂の塔 大人:200コルナ 子供や年寄り150コルナ 家族:500コルナ |
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![]() | 10コルナかユーロの50セント |
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